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記事一覧

蒲原鉄道廃線跡(3)旧村松駅跡

旧村松駅は、蒲原鉄道本社ビルとバスターミナルは健在であったが、線路はすべて撤去されひろびろとして広場になっていた。(2007年4月27日)1枚目: 旧村松駅と構内跡。右奥の建物が旧村松駅。ローソンのうしろ側の旧車庫あたりにその2で公開のED1型機とモハ31が放置されていた。 しかし2008年にモハは解体、2009年にED1は冬鳥越へ移動となったそうなので、今は何になってしまったのだろうか。2枚目: 広場にある蒲原鉄道バスの車庫。...

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蒲原鉄道廃線跡(2)保存電車

蒲原鉄道は完全廃止後すでに11年も経ているが、訪問時、車両はかなり保存されているほうだった。冬鳥越の他に、五泉市内の県道沿いや村松駅跡にも保存されていた。(2007年4月27日)1枚目: 五泉市内の県道沿いに保存展示してあるモハ71とクハ10。木造の雨除けの屋根は村松駅のホーム上屋を移転したものだそうだ。2枚目でも見られるように、屋根が電車に支えられている感じだ。2枚目: モハ71のサイドアップ。元西武のクハ1211。下降式...

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長野の庭の花(4月)

久しぶりに長野の庭の花木。春の遅い長野市内でもいちばんに春を感じるこのひととき。もう少したつと周りのリンゴが開花する…。(2010年4月28日)1枚目: ニワザクラ。芝桜のような花が樹冠いっぱいにつく灌木。2枚目: アメリカザイフリボク(ジューンベリー)の白い花が青い空に輝く。バラ科ザイフリボク属 (Amelanchier canadensis)3枚目: 紫モクレン。4枚目: 紫モクレンの花のアップ。花弁の内側は白色のニシキモクレンの系統か。朝...

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蒲原鉄道廃線跡(1)

冬鳥越のスキー場に忽然と現れた蒲原鉄道の電車が今にも走り去っていくような光景…。蒲原鉄道線(かんばらてつどう)は、新潟県の信越本線加茂駅から中蒲原郡村松町(現五泉市)を経由して磐越西線五泉駅までを結んでいた21.9kmの鉄道。1985年春に山間部を走る加茂-村松間がまず廃止となり、村松-五泉間の僅か4.2kmのミニ路線としてファンには人気が高かったが、1999年秋に全線が廃止された。訪問は全廃後8年目の春。残念ながら元気だ...

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五重塔シリーズ(8)薬師寺(奈良県)

五重塔シリーズ8回目は、余りにも有名な奈良県薬師寺の東塔。これは三重塔である。フェノロサが「凍れる音楽」とも評したこの塔は、天平時代に造られたもので1300年の時を経ている。塔の上層部の相輪(そうりん)とその更に上に水煙があるが、水煙に透かし彫りされた24人の飛天は笛を奏で、花を蒔き、衣を翻し、祈りを捧げる姿で、晴れ渡った大空に御仏を讃えているとのことだが、下からではそこまでは良く見えない。この東塔に会っ...

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秘湯(16)日奈久温泉金波楼(熊本県)

熊本県八代市の南の海辺に日奈久温泉がある。今は干拓地に囲まれているが、600年前に発見された歴史ある海浜干潟の温泉。ここ金波楼は秘湯とはいえないが、築後100年を超えた木造三階建ての老舗旅館。恒例の私的評価は、建物: すばらしい。築後100年の造りの良さと美しさ。雰囲気: 十分な風格の建物と、適度なもてなしが気持ちいい。温泉: 弱アルカリ単純線はさっぱり系で暖まる。食事: 八代海の太刀魚のお刺身としゃぶしゃぶなど...

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路面電車北~南へ(15)豊橋鉄道

北海道札幌市から始まった路面電車北~南へシリーズも15回目となり、愛知県までやってきた。豊橋鉄道東田本線(あずまだほんせん)は、豊橋市の駅前駅から赤岩口駅までと、途中の井原駅から分岐し運動公園前駅までを結ぶ豊橋鉄道の軌道路線。一昔前となってしまったが豊橋鉄道の路面電車東田本線の風景。現在では名鉄美濃町線からの車両移籍やLRVの導入により大分入れ換わっている。 (2005年5月21日撮影)1枚目: 3106。運動公園にて。...

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信州高山村のしだれ桜(2)

しだれ桜の里、高山村のさくらの続き。高山村は、北信濃須坂市と小布施町の東の松川扇状地にあり、山田温泉、五色温泉、七味温泉などの温泉と、ワイン用ブドウとワインでは将来が有望視される小さな村。 (2010年4月26日)1枚目: 中塩のしだれ桜。ここはちょうど満開だ。赤い屋根がアクセント。もう少し空が青くなると素敵なのに。どうすればよいのだろうか。2枚目: 中塩のしだれ桜全景。樹齢約150年、樹高約10メートル。3枚目: 横道...

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信州高山村のさくら

ブログ友達の亀三さま、BARさま、UK師匠さまの信州高山村桜の旅に、現地で合流させていただいて遅い北信濃の春を楽しんだ。皆さま、ありがとうございました。ここ高山村には水中、赤和、黒部、中塩、坪井の五大一本桜をはじめ、随所にみごとな桜の古木があり、1日ゆっくりと楽しめるところだ。鉄なしではあるが。(2010年4月26日)1,2枚目: 五大桜のひとつ黒部のエドヒガン桜。満開までは少し早いようだが、春の光を受けてピンクに輝...

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秩父鉄道の風景と電車

秩父鉄道は、羽生から寄居までの関東平野と一転して、寄居から先は荒川に沿った渓谷に入る。さらに秩父から終点三峰口までは山岳線の様相。 (2010年4月24日撮影)1枚目: 浦山口-武州中川間の築堤を走る1000系。杉の林が印象的。2枚目: 急峻な浦山川鉄橋を渡るカナリアイエローの1000系。3枚目: 浦山川鉄橋の1000系。4枚目: 浦山川鉄橋。オレンジの1000系がいればよかったなあ。5枚目: 浦山口駅に停車する1000系。いい枝ぶりの桜の木...

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プロフィール

鉄道日本一周

Author:鉄道日本一周
鉄道、火の見やぐら、棚田などの、日本のロマン豊かな風景の写真を撮るために、老骨にむち打ち駆け回っています。
ワインを飲むのも好き。
Uターンした長野県の高山村でワインぶどうを植えて、自分たちのワインも作っています。