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駅の風景(389)砂置き場



鉄道の動力車にはレールの滑り止めに砂をまくための砂箱(サンドボックス)がついている。
電気機関車は台車に砂箱が、蒸機機関車ではボイラーの上のスチームドームの前か後ろにサンドドームがついている。
ここには乾燥させた砂を入れるため、機関庫には必ず砂置き場があった。


1枚目: 長野機関区の砂置き場。
待機する機関車は長野機関区の重装備で重油併燃タンクを積んだD50 194号機。
D50のサンドドームは後ろの角丸型だ。キャブ内のコックを開くと配管を通って動輪の手前のレールに砂を撒ける。
サンドドームへの砂の投入は人力でバケツだったのだろうか…。
(1964年8月)
img587 (2)

2枚目: こちらはおまけで、砂置き場ではないが、石炭の野積置き場。
ここからクレーンで給炭台へ。
長野機関区にて。
(1966年9月30日)
img598 (2)

3枚目: こちらもおまけ、米原機関区のはずれで休むD50と車止めとレール用の荷車(?)。
荷車はレイアウトにも置いてみたいアクセサリーだ。
(1967年11月30日)
img372at.jpg


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プロフィール

鉄道日本一周

Author:鉄道日本一周
鉄道、火の見やぐら、棚田などの、日本のロマン豊かな風景の写真を撮るために、老骨にむち打ち駆け回っています。
ワインを飲むのも好き。
Uターンした長野県の高山村でワインぶどうを植えて、自分たちのワインも作っています。