重要文化財 桃介橋
- 2010/07/28
- 11:14
福沢桃介なる実業家がいた。福沢諭吉の娘婿で、電力王といわれて大正時代に矢作川や木曽川の水力発電の開発をした人。
川上貞奴との恋愛も有名で、昔NHKの大河ドラマ「春の波濤」にも登場した。
実は日本一周が現役時代にいた会社の創設者でもあった。
桃介橋は長野県木曽郡南木曽町読書(よみかき)にあり木曽川に架かる247.76mの木製長大つり橋。大同電力(現関西電力)の読書発電所の建設資材の運搬路として架けられたことから、社長にちなんで桃介橋と呼ばれるようになった。
1994年に読書発電所などとともに重要文化財に指定された。
(2010年7月20日撮影)
1枚目: 関西電力賎母発電所。これも福沢桃介により建設。発電所の上に中央線が見える。
2枚目: 福沢桃介記念館の横に保存される木曽森林鉄道のディーゼル機関車。
3枚目: 山の歴史館は由緒ある木造建築。
4枚目: 大正時代に造られた桃介橋の部分保存展示。
5枚目: 福沢桃介記念館は瀟洒な洋館で、桃介の別荘として作られた。
6枚目: 1922年に完成した桃介橋は3塔2連のつり橋。現在、重要文化財に指定。
7枚目: 南木曽寄りの1スパンを拡大。中央主塔の川原に降りる階段もめずらしい。
8枚目: 桃介橋の橋柱はコンクリート製。どうやって作ったのだろうか。
9枚目: 橋柱は曲線を意識していて美しい。(S撮影)
10枚目: 橋の南木曽寄りのたもとには、まだアジサイも。(S撮影)